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放射線科

放射線科について

放射線科は診療放射線技師4名が在籍しており、医師の指示のもと撮影を行っています。
画像診断装置として、一般X線撮影装置、X線透視診断装置、CT装置、骨密度測定装置、移動型X線撮影装置を有し、出来る限り患者様のご負担にならず安全に検査を受けて頂けるよう、待ち時間及び検査時間の短縮、被ばくの低減に取り組んで撮影を行っています。検査に関して不安な点や疑問点は、遠慮なく診療放射線技師にご相談ください。

モダリティー紹介

一般X線撮影装置

X線を使用し、簡便に画像を得ることが出来る、最も検査に用いられる装置です。胸部撮影から、整形分野の撮影まで全身の各部位の撮影を行っています。なお、下記の素材は画像に写り、読影の妨げとなる場合がある為、検査部位によっては検査着への着替えをお願いする場合もあります。ご協力の程よろしくお願い致します。

【画像に写る製品】

  • プラスチック類(ボタン、ビーズ等)
  • 金属類(ブラジャー、ベルト、ネックレス、磁石等、使い捨てカイロ等)
  • 厚手の生地(ロゴや刺繡含む)や、顔料がプリントされているもの

※締め付けが強い衣類や下着、薄い湿布も画像に写る場合があります。

一般X線撮影装置
X線透視診断装置

X線を使用し、リアルタイム画像を見ながら検査を行う為の装置です。通常のX線撮影も可能で、汎用性が高く、内科系、外科系問わずさまざまな検査・処置に用いられます。検査としては、造影剤を使用して経管栄養チューブの挿入や交換を行う場合、処置としては、骨折や脱臼に対する整復術を施行する際等に使用します。

X線透視診断装置
CT装置

人体にX線を照射し、体の断面画像を撮影する装置です。体内を細かく短時間で撮影でき、血管や臓器、骨にいたるまで多岐にわたる体内情報を得ることが出来ます。3Dを使い多方向の断面や立体画像の構築も可能です。また、造影剤を使用することによって通常の画像より多くの情報が得ることが出来、病巣の鑑別や動脈解離の診断に有用性があります。整形分野では、通常のX線画像では判別しにくい骨折等を精査する目的で撮影することもあります。通常の検査時間は、着替えも含めて5分から10分程度で終了しますが、造影剤を使用した検査や、画像の再構成を行う場合には、30分程お時間が掛かる場合もあります。

CT装置

※検査部位により金属製品は画像に影響が出ますので、着替え等をお願いする場合もあります。
※ペースメーカーや除細動器がある方は、診察時に医師に申し出て頂きますようお願いします。

骨密度測定装置

当院ではDEXA法を使用し、若い人の骨密度の平均値と比べて、自分の骨密度が何%であるかを検査する装置です。測定部位は高齢になると骨折しやすい腰椎と大腿骨で骨密度を測定し、正確な値を算出します。検査着への着替えからポジショニング、撮影等すべて合わせると10分程で撮影出来き、検査終了後、医師の説明時に結果をお渡し致します。骨密度は、年齢とともに減少する場合がとても多いですので、定期的な検査をお勧めします。

骨密度測定装置

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