当院看護部は、『患者さまの人権を尊重した看護の実践・優しさと安全性を目指す看護』を理念として、日々患者さんの心に寄り添い、その人らしさを大切にしながら、思いやりの心と温かな手で、明るい笑顔と優しさを忘れずに、安心・安全な看護の実践ができるように努めております。
また、救急指定病院・災害拠点病院としての任務を果たすべく、軽症から重症まで様々な救急疾患や外傷にも対応できるように日々研鑽しております。
尚、今後、より少子高齢化が進展し、2025年以降は医療や介護の需要が増加することが想定される背景から、本年10月に地域連携室を開設いたしました。患者さまに住み慣れた地域や自宅等で自分らしい生活を最後まで送ることができますよう、地域の関係機関と連携し、入退院支援やサービスの提供を通じて、地域医療に少しでも貢献したいと考えております。
看護部長 立花正子
当院の病棟部門は入院基本料15対1看護配置の看護体制にて、2階病棟25床、3階病棟35床の計60床からなり、看護理念を基に患者さんに寄り添い、入院への不安や緊張が少しでも和らげられ、安心安全な入院生活が送れるように心掛けています。救急患者受け入れとともに、それに伴った急性期患者の看護を行っています。また、3次救急医療機関や地域の医療機関とも連携し、次の生活の場につなげるためのリハビリを含む看護を行っています。
目と心で患者さんを見て、あたたかい手で患者さんをケアし、苦労苦痛を共に感じ、再び社会参加が出来るよう一緒に目指していける身近な存在になりたいと考えています。
新人教育に関しては、教育体制構築にも力を入れており、1人の新人看護師に対し2人のプリセプターが付き、一人一人のペースに合わせた指導を行い、自立できるまでサポートします。技術面だけでなく精神的フォローも行い、成長していけるよう、看護部が一丸となりサポートしていきます。新人看護師のみならず、経験のある方、ブランクのある方も安心して働ける職場作りを目指しています。
当院の外来部門において、外来看護師は診療の補助以外に、内視鏡検査時の補助や、中央材料室業務等も兼任しております。また救急対応では、救急患者さんだけではなくそのご家族様にも寄り添った看護を提供しております。
熊本地震の際には災害拠点病院として、全国から支援に来ていただいたDMAT 40チームを受け入れ、拠点本部を設置し、そのサポートも行いました。
外来部門は院内でも経験豊富な看護師が多く、これまで培った技術と経験を元に、日々患者さんのニーズに応えられるよう、笑顔で一生懸命業務にあたっております。
外来でお困りなことがありましたら、お気軽にお声がけ下さい。